2006-01-01から1年間の記事一覧

「宇宙へ:Space Race〜冷戦と二人の天才」

きのうNHK総合にて。制作BBC(2005年)。 冒頭から、1944年9月8日、ベルギーの森を行くV2ロケット部隊の映像である。超釘付け。V2攻撃で瓦礫となったロンドンの一画、担架で運び出される人、軍用車に乗ってV2の跡を追うアメリカ軍少佐(ロバート・ステイバーと…

ちょっと停滞感がある。仕事をしよう。

『白バラの祈り:ゾフィー・ショル、最後の日々』

2005年/ドイツ/121分/Dolby SRD/アメリカン・ヴィスタ んー。今この映画を撮ることにどんな意味があったのか。とにかく演出が凡庸なのにおどろく。ひたすら時系列順に話が進む。場所の移動もない。ウルムでの子供時代とかヒットラー・ユーゲント時代のエ…

髪を切る。宇仁田ゆみの『よにんぐらし』を読む。すこしのどがいたい。

「モローラ ―灰―」

台本・演出ヤエル・ファーバー。おとといNHK教育「芸術劇場」にて。ギリシア悲劇についてなにかイメージをつかめないかと思ってじっと観る。力強いシンプルな翻案でよかった。フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』やトニ・モリスンの『ビラヴド』、ミ…

『pola meets lyrica』(COMMUNE DISC CD2, 2005)

ここここここここここここれはひさしぶりにキタ!脳みそにゾワワワワと興奮が走る。この音。深海ニ潜航セヨ。「萌エレクトロニカ」とかへんな煽りいらんですよ。processed by pola/lyricaとあってこれはもーOVALでしょう。9曲目のclick/glitch音を聞けば歴然…

王 秘蹟 奇跡

要するに、王を<双生の人格personae geminatae>として捉えるノルマンの著者の国王観は存在論的なものであり、また、祭壇で執り行われる秘蹟的・典礼的な行為から発出するものとして、それは典礼的なものであった。(…)この[典礼的な王権の]哲学は、来るべ…

たっぷり温泉はいってきたのに妙に肩がこっている。眉間にも疲れの症状を感じる。へんだなあ。

コニー・スティーブンスの“Hit the Road to Dreamland”がかからなくてがっかり。 01:32 SOMETHING NEW, "YUKIHIRO TAKAHASHI" 01:38 EASY (IN C MIX), "HANNE HUKKELBERG (REMIXED BY SUTEKH)" 01:43 GOD BLESS THIS MESS,THIS TEST WE PASS, "SLICKER (HARU…

情熱大陸:辰巳芳子

正座して見た。なんとモダンな精神の持ち主だろうか。作法とはこんなにも合理的で、そして丁寧なもの。「本質に即することが丁寧のはじまりなのです」。

前川國男建築展@東京ステーションギャラリー

最終日にすべりこむ。聞けば東京ステーションギャラリーも明日から2011年まで休館だという。迷ったけどいっておいてよかった。 こないだ書いた1996年秋のル・コルビュジェ展を見たときの新鮮なきもちを強く思いだした。コルビュジェや前川の、明るい開放的な…

ゲーテ?

本屋で『GOETHE』なる雑誌を発見する。手にとって驚愕。クオリティヒクス!すがすがしいほど知性を感じさせない記事。野暮ったいレイアウト。「ゲーテみたいな人生を!」というのが雑誌のコンセプトらしいが、中学生なみのかんちがいっぷりに敬服する。

シンボル

シンボルは神学の領域に属し、神秘と典礼にかかわる。したがって共同体の生の変容が問題になる。顕現(エピファニー)と神的暴力。 [神秘的シンボルでは]語りえぬものが厳存しており、それが表現を求めると、結局はその本質の無限の力のために、あまりにも脆…

ゆでた春キャベツのきみどりいろがまぶしい。

アレゴリー

アレゴリー的直観の場にある形象は、断片、謎文字(ルーネ)なのである。形象のシンボル的な美は、神学の光があたると胡散霧消してしまう。総体性の偽りの仮象(かがやき)も消えさる。というのも、形相(エイドス)が消え、模像が滅び、そのなかの宇宙が干…

日比谷パークタワーの屋上のタワークレーンの偉容にみとれる。

アガンベン・インタビュー

シュピーゲル(2006年9号)のアガンベンのインタビューを読んだ。2ページの短いもの。内容はまあおいといて、印象に残るエピソードがひとつ。南フランスでハイデガーのゼミナールに参加したことのあるアガンベンに、老レヴィナスがハイデガーの印象をたずね…

『ミュンヘン』感想⑤

宮台氏の感想を読んだ。んー何をいいたいかさっぱりわからない。

雨の音を聞きながらすうすう寝る。

Harold Arlen特集。ああ"HIT THE ROAD TO DREAMLAND"もこの人だったか。2002年3月、当時J-WAVEでやっていたデイジーワールドが終了するとき、細野さんがこの曲を何バージョンかかけてくれた。バイト先のラジカセで録音したテープをくりかえし聞いた。番組が…

マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

きのう、渋谷シネマライズにて。『白鯨』読んでおいてよかった!

団地ナイト2

むー満喫。団地鑑賞だけかとおもったらネタ満載。「公団ホワイト」「25タイル/75タイル」など脳内キーワードを登録。 ちなみにぼくは写真のような低層公営住宅のが好み。

建築について少々

きのう本屋で建築関係の本をのぞく。SDライブラリーの『ルイス・カーン建築論集』(ISBN:4306061140)をぱらっとめくってみて分かった。根源的形態にむかうカーンの思考はほんとうにハイデガーそっくりだ。アメリカで受けたのはなぜだろうと頭をかしげる。人…

寝る寝る寝る

今日は休養日に勝手に設定。食事も食べずぶっとおしで寝てたらなんか胃の調子がおかしい。

冷たい雨。運転免許の更新に行く。

Nスペの曲

先日の「シーア派台頭の衝撃」のBGMについて質問の回答がNHKスペシャルから返ってきた。Fernando Coronaの”camino”という曲とのこと。たしかミニマルなノイズまじりのエレクロニカだったと記憶してる。レコードはASIN:B000B3MISS。んー聞いてみるもんですな…

週末は寝る寝る。すっかりさぼってしまった。いろいろと。 逃避先の漫喫でハチクロ8巻まで読了。ドタバタがちょっとうるさいなあとか思いつつグッとくる箇所多し。最後のほうの話の扉絵でなんとなくギリシア神話を連想した。なんでだろう?想いの昇華、諦念…

カリプソ特集。いいなあ(*´∀`*) 01:31 VAN DYKE PARKS (MIGHTY SPARROW), "JACK PALANCE" 01:32 MIGHTY SPARROW, "JACK PALANCE" 01:37 HARUOMI HOSONO, "BLACK PEANUTS" 01:40 THE LION, "BING CROSBY" 01:43 YOUNG TIGER, "CALYPSO BE" 01:47 ORCHESTRE C…

はー今日はさむかった。強風の向かい風に息がとまった。

『大いなる沈黙die große Stille』

きのう書いたドキュメンタリーは、フランスはグルノーブル郊外のラ・グランド・シャルトルーズ(シャルトリューズとも。ラテン名カルトゥジア)の観想修道会を撮ったものだった。HPはこちら。英語版もあります。 監督はフィリップ・グレーニングPhilip Gröni…