cinema

年末年始は無性に映画が見たくなる。 「ボーン・アイデンティティー」 公開:2002年6月(日本2003年1月)、制作:米・ユニバーサル・ピクチャーズ、監督:ダグ・リーマン、脚本:トニー・ギルロイ、撮影:オリヴァー・ウッド、主演:マット・デイモン、フラ…

電車で河合訳『ハムレット』読了。バロックなんだよなあ。 5日延滞の『時をかける少女』をようやくみる。いい話だし風景はとってもいいしゴルトベルクはうまく使われてるしスカートは短くて女の子はみんなかわいくて素晴しい素晴しいけど、、、なんか前向き…

ピンチョン・ドキュメンタリー

amazon.deから、2001年ドイツ・スイス共同制作のピンチョンについてのドキュメンタリー映画"Thomas Pynchon- A Journey into the mind of [p.]"のDVDがとどく。メディア: この商品を含むブログを見る(←はやくなおれ〜!) まだ見てないけど、ピンチョンのバイ…

これまたきのう、『大統領の陰謀ALL THE PRESIDENT'S MEN』(アメリカ、1976年)と『パララックス・ビューTHE PARALLAX VIEW』(アメリカ、1975年)をつづけて観る。見終わってから、同じ監督(アラン・J・パクラAlan J. Pakula)の作品だと気づく。なんて…

『白鯨Moby Dick』

1956年/アメリカ/カラー/製作・監督・脚本ジョン・ヒューストン/主演グレゴリー・ペック きのうNHK-BS2で放映。途中1時間だけ見る。ナンタケットの村の映像を見たかったのに見逃して残念。鯨解体の様子が興味深い。脂を切り身にして釜に放りこんでいた。男…

『白バラの祈り:ゾフィー・ショル、最後の日々』

2005年/ドイツ/121分/Dolby SRD/アメリカン・ヴィスタ んー。今この映画を撮ることにどんな意味があったのか。とにかく演出が凡庸なのにおどろく。ひたすら時系列順に話が進む。場所の移動もない。ウルムでの子供時代とかヒットラー・ユーゲント時代のエ…

『ミュンヘン』感想⑤

宮台氏の感想を読んだ。んー何をいいたいかさっぱりわからない。

マシュー・バーニー『拘束のドローイング9』

きのう、渋谷シネマライズにて。『白鯨』読んでおいてよかった!

『大いなる沈黙die große Stille』

きのう書いたドキュメンタリーは、フランスはグルノーブル郊外のラ・グランド・シャルトルーズ(シャルトリューズとも。ラテン名カルトゥジア)の観想修道会を撮ったものだった。HPはこちら。英語版もあります。 監督はフィリップ・グレーニングPhilip Gröni…

『マイ・アーキテクト:ルイス・カーンを探して』

渋谷のQ-AXシネマにて。2003年/アメリカ/35mm/116分/ヴィスタ/カラー/Dolby SR。 偶然2日続けて触れたモダニズム建築、ぼくはどうも好きじゃなくなってしまっているみたいだ。もう何年前なのか、セゾン美術館のル・コルビュジェ展で、サヴォア邸のまえでしば…

『フレンチ・コネクション』(1971)と『ミュンヘン』感想④

昨日のNHK-BS2にて『フレンチ・コネクション』。冒頭のマルセイユの映像にガツンとやられる。またしてもアントニオーニの『さすらいの二人』(1974)の冒頭の北アフリカのシーンとダブる。あの色調。<世界>に肉薄していこうとするドキュメンタリーのような…

「ミュンヘン」感想③:言語について

だらだらとした感想の続き第3夜。 この映画、耳を鋭くさせる。多言語が飛び交うからだろうが、英語もどうも普通でない。言語感覚がガーっと覚醒していく。観終わったあとしばらく英語モードになって戻らなかった。本気で頭きたり嬉しいことがあったりすると…

「ミュンヘン」感想②

チンチン☆~凵\(\・∀・)<キートン先生登場まだ〜?と脳内でチンチンやるほどに浦沢直樹&勝鹿北星的なストーリーテリングだったデス。 浦沢マンガ読んだのかと記憶混乱おこしそうなほどであります。最後の終わらせ方とかも。 感じた物足りなさはそのせい…

スピルバーグ「ミュンヘン」

夕方彼女にバースデープレゼントを渡しにトコトコ川崎まででかける。中身には自信があるのである。なにしろISBN:4052019121:405201913Xである。この本は植物の写真もすばらしいが、各国の紹介の文章がすばらしいのである。あげちゃったのでもうよく覚えてな…

再開ー

うっわ、1ヶ月ぶりの日記だ。 久しぶりにいい映画を見たのでエントリ。 「ロシアン・ブラザー」(1997)。監督:アレクセイ・バラバノフ。 絵、音楽、主人公、すべてかっこいいや。演劇的。人生をみるまなざし。そうだぼくはいつも映画の中の演劇的なものに…