2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ひさびさに飲みすぎて気分悪…。オエ 今日の白鯨。「真夜中のころ、その焼肉は料理され、抹香油をとぼす二つの灯のかげに、すっくと立ち、絞盤を食卓と見立てて、その抹香の馳走に向かうのだった。いや、その夜鯨肉の饗宴をほしいままにしたのはスタッブだけ…

ひさびさに強烈なテンションで仕事をする。風邪薬とコーヒーのせいかも。 「BLAME!」効果がまだ持続していて、駅やビル街の風景のパースが脳内で狂う。弐瓶勉はパースが完璧。という評価をネットで散見し、絵のわからないぼくはおおそうなのかと感心するばか…

「BLAME!」読了。ムハー。休載含め足掛け6年の連載2日で読んじゃったよ。受けたインパクトはやはり昨日読んだとこ、4巻までが大きかったか。まあこうした作品はたいていそうだ。ドルアーガもそうだったし。いやしかしあれは2巻に入ってからの展開の妙が…

弐瓶勉「BLAME!」読む。うぼおおおあああああああ…。なんで、なんで今までこれを素通りしてきたんだろう?こここんな作品をずっと読みたかったのに?この圧倒的なテクノ・マテリアリズムと廃墟のような構造物のスケール感。すんげー!ギブスンや攻殻でさえ(…

今日の「白鯨」。「いくらかの古書籍の扉絵その他の飾り絵に、諸君は時として見るであろうが、そこにはじつに奇妙な鯨の試作があり、そこには噴水、噴泉、温泉、冷泉、サラトガ温泉、バーデン・バーデン温泉など、あらゆる種類の汐吹きが、鯨の頭の中から、…

こないだ書いたSpace One ShipのニュースがおとといのNHKの朝のニュースで流れた。忘れてたのですこしびっくり。無事フライトは成功したようだ。Die Weltの記事を読んだら、「宇宙空間を飛んだ、というより、正確には宇宙と地球の境界のこちら側に触れた…

今日の「白鯨」、と書きたいとこだけど、アレルギーなのか右目がかゆくて涙が止まらず本を読むどこじゃない。代わりに昨日読んだとこ。「恐ろしい老人だ…ああ、天上なるものに対してさえ民主主義者democrateなのだ」。 帰りに友達のとこ寄ってギターをもらう…

今日のコインシデンス。ランチを食べていたら昨日オードリーが口ずさんでいた「ばら色の人生」のボサバージョンが流れた。「麗しのサブリナ」が1954年公開だからちょうど50年、なんだな。 よるはsakusaku。しっかし、昨日からなんなんだジゴロウ!あいつ立場…

今日のささやかなコインシデンス。午後スタバでミルズ「パワーエリート」のCEOの章を読み、帰宅しTVをつけると「麗しのサブリナ」をやっていた。アメリカ・50年代・<Board>(と書いて気づいたけど、スタバのコンセプトもこれに近いんじゃ?)。ミルズの鋭…

追記(6/5)

あとよく分からないのは、どのくらい行けば地球の引力圏から抜け出せるのかということ。ロケットはそのために11.2km/sの速度が必要という話だけど、高度100kmまでいけば無重力になってもう落ちないの?おしえて物理のえらいひと!もしくはシャア・アズナブル…

[pynchon] たまにはblogめいたことを。元ネタはここ。 今月21日、民間で開発した有人ロケットが世界で初めて宇宙空間を飛行する予定だそう。ロケット(というか飛行機に近い?)の名はSpace Ship One。開発したのはL.AにあるScaled Compositesという会社。開…

9時30分起床。午後はゼミを途中で抜け出して、いったん家に帰りスーツに着替えて会社の送別会へ。 「白鯨」はかの有名な鯨学の章に突入。この博覧強記は、しかしピンチョンのロケット工学に比べればかわいいものだ。やはりV2は<鯨>なのだと思う。

7時15分起床。先週から深夜ネットのやりすぎで朝が辛い。通勤中は窓ごしの遠くを見て眼を休めたり「白鯨」読んだり。一節抜粋。「しかしここにいう大いなる尊厳とは王侯の衣に包まれたそれをさすのではなく、身に綺羅をまとうことなく世にあふれているそれを…