2004-01-01から1年間の記事一覧

スーザン・ソンタグ死去

via id:finalvent 白血病だったのか。知らなかった…。冥福を祈る。福田和也と坪内が2004年は当たり年だった(=文化人が多く死んだ)といっていたが、またも。ピンチョン、生きててくれよ。

攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL@NHK-BS2

BS-2押井守祭堪能したしました。攻殻機動隊、やっぱカッコエエ…。そして今日、この話は掛け値なしの恋愛ドラマだということに今更ながらに気がつき、ゾクゾクブルブル。他の押井作品と違う点はここんとこだったんだな。クリスマスに浮かれる街をかき分けて家…

ニート・エントリを読む、読む、読む

昨日から引き続き、切込隊長のニート・エントリに胸を熱くする。 コメントと関連TBを見てるだけで寝るひまがねーよ・笑 いろいろ書きたいが時間がない。 一言だけ。こないだ書いたが、やはり勇気という資本の調達こそが肝要だ。ぜったい。あと抑圧移譲が多過…

本2

「あらためて、民主主義は、急激な近代化によって不安に陥れられよりどころを失った人々に新しい安全を与える政策を通じて、最もよく正当性をえるのだということを指摘しておきたい」。H.K.ルップ『ドイツ現代政治史』の締めくくりの言葉だ。読みながら、政…

本1 ニコラス・ダンバー『LTCM伝説』

ニコラス・ダンバー『LTCM伝説』(東洋経済新報社、2001年)を読み始める。ハイルブローナーもそうだが、向こうはこういう啓蒙的読み物の面白いのが多い。日本では素人には手の出ない専門書か内容の薄いエッセイやチャート本みたいなのかに二極化してしまう…

フォン・ブラウンの秘書@ペーネミュンデ

衝撃だ。ドイツ在住の友人がこの夏、通訳の仕事で、ペーネミュンデの博物館であの、あの、あのヴェルナー・フォン・ブラウンのかつての秘書といっしょに仕事したらしい。その秘書さんの写真をみせてもらった。80歳くらいの御歳に見える。まさかペーネミュン…

SHOPPING@池袋

普段はなるべく避けてる池袋にいってみた。次回最終回の授業で生徒さんになんか気のきいたクリスマス関係のお菓子でも配ろうという、らしくない思いつきを実行に移すためである。池袋にいったのは、西武のジーゲスクランツというドイツ菓子屋がぽっと思い浮…

女の子のちょっとエッチな民主主義♪

新着メールを整理していると、Σ(゜Д゜; 「女の子のちょっとエッチな民主主義♪」という件名が。目をガシガシこすってよく見ると、「女の子のちょっとエッチなひみつ♪」というくだらんスパムメールと田中宇の「ウクライナ民主主義の戦いのウソ」の2通をごっ…

フォト・ダイアリ@自室

射しこんできた光が美しかったのでおもわずカシャリ、ペタリ。

memo

皇室典範第5章 第5章 皇室会議 第28条 皇室会議は、議員10人でこれを組織する。2 議員は、皇族2人、衆議院及び参議院の議長及び副議長、内閣総理大臣、宮内庁の長並びに最高裁判所の長たる裁判官及びその他の裁判官一人を以て、これに充てる。3 議員と…

音楽

南ドイツ新聞を読んでたら、学芸欄の「人は彼を神と呼ぶ―オーガスム・イデオロギーに抗して:ポリティカル・コンシャスなテクノ作家DJ Ricardo Villalobos」という記事(11/26付)が目にとまった。テクノ=エレクトロニカの実験集団ナロードニキNarod Niki(…

書籍

H.K.ルップ『現代ドイツ政治史:ドイツ連邦共和国の成立と発展』(彩流社、2002年)購入。高かったー。クソ、熟読したる・笑。

姜尚中&テッサ・モーリス=スズキ トーク&サイン会@丸善本店

なんかトーク会づいてる。予定していた読書会が折りよく中止になったので、じゃーいきますかということで、そそくさとオフィスを抜けて丸善へ。整理券も本も家に置いてきてしまったが、その旨を電話で伝えると店員さんは整理券を用意しておくといってくれた…

大学

finalvent氏のとこより。 大学というのはその存立の使命というものがある。それを卒業生に伝え、社会を改革する戦士とすること。 ん、ちょっと身の引き締まる思い。でも今後大学がよくなっていく可能性はあるんだろうか。

ティルマンス・インタヴュー

DAZED PEAPLE。simplifeさん経由で。 子供の時に水泳習ったでしょ。練習してある程度上手くなって、そうだな15分くらい足を付かないで泳げるようになると、『フライシュヴィマー』かな。まだ上に2つくらいテストがあるんだけど、この言葉には子供に欲しいっ…

写真

もっかい写真のことにもどる。前に、警備のバイトをしているとき、狭い部屋のベッドで眠りにつく前にスタジオボイス誌をパラパラ見ていて、ある写真にとても心を揺さぶられた。そとにき、写真は<救済>ということと関係がある、と強くおもった。こんどその…

セカール展最終日@TOM

その後渋谷に出てTOMに顔を出す。柚木沙弥郎氏がいらっしゃってた。館長とひさしぶりにお話をする。彼女のバイタリティにはほんとに感服だ。

ゲストトーク@ヴォルフガング・ティルマンス展

art

いやーおもしろかった!松井みどりvs都築響一の対決は、オペラシティの公開トーク史上、いや美術鼎談史上もっとも見応えのあったプロレスのひとつとして、伝説として語り継がれていくんじゃなかろーか・笑。 松井さんは、会場入りしたときはおずおずした眼鏡…

雑感

後藤繁雄の『くろい読書の手帖』に浅田彰との対談があったので立ち読みした。「ネットはすぐにレスポンスがあるからわーっともりあがるけど、1年もたてば忘れてしまって、あれはいったいなんだったのってことになる。やっぱり孤独になるという覚悟がないと…

SHOPPING

新宿にもどって、ビームスのぞいてから三越のジュンク堂に。ヤバイ!丸善なんかよりぜんぜんいいYO!ドイツ史の棚なんてどこよりも充実してる。閉店まぎわだったのですぐ追い出され、残念。あらためて探検にこよう。 その後<物欲タワー>フラッグスへ。シッ…

ヴォルフガング・ティルマンス展@東京オペラシティアートギャラリー

art

よかった!「ティルマンスは『i-D』なんかでクラブ・シーンを撮ってきただけに、いかにもおシャレって感じだけど、動物的なまでにぶっこわれたラリー・クラークのアメリカ的世界と比べると、所詮はヨーロッパのスノッブって感じだな」なんて浅田彰がいって…

閉店10分前の丸善でドイツ語の棚を物色。前からほしかった上級用のコアな文法書を発見して購入。E.ヘンチェル&H.ヴァイト『ハンドブック:現代ドイツ文法の解説』(同学社、1994)。ラテン語・ギリシア語のとこから押さえてあるので、格や態などの説明がむ…

今日はとにかくキャンパスの紅葉と陽射しが美しくて感動した。大学には長くいるが、今日ほど人や光や色や空気や、さまざまな要素が調和した光景はみたことないような。なんか胸がきゅんとなった・笑。

Staffan Wessman"Debut"(N=REC, 2004)を聴く。けっこう前に買ってたはずなんだけど、CDの山に積んでたら忘れてしまって、今日発見して驚いた。で、聴いてみてさらに驚いた。イイ!Ovalの"Dok"と音触が似た感じの、静かで、繊細なアンビエントだ。ウームこん…

俺仕込!!

港区某カフェ・バー?にて同僚とランチ中に発見、爆笑。増田ジゴロウの「ビール・俺仕込み」! 店の人に聞いたら、お客さんがつくってもってきてくれたみたい。映り悪いけど、「俺」の右隣のラベルはジゴロウです。番組におくったろーかなー・笑

エレクトロニカについての覚書

朝、高木正勝「opus pia」をきいてたら、2年ほど前同じく高木君の「Journal For People」の発売が決定したときデイジーワールドの掲示板に書きこんだ文章をふと思い出したので、再録してみます。読み返すとかなり恥ずかしいんだけれども。 * * * 最近の怒涛…

memo

ピンチョンがまたもやシンプソンズに声優出演!…ってシノプシス読んでもどこにピンチョン登場するのかわからんな。ちなみに前回出演の映像はコレ。

relaxがsakusakuの取材だって!?なーんかむかつく・笑

どちらかといえばデモクラシーよりリベラリズムのほうに関心がある最近だけど、こないだ丸善で買った姜尚中&テッサ・モーリス=スズキ『デモクラシーの冒険』(集英社新書、2004)を、風邪ひきはじめでボーっとした頭でパラパラめくってみる。まだちゃんと…

ワタリウム美術館でラリー・クラーク「パンク・ピカソ展」をみる。印象に残ったのは、ディズニーランドでラリーの両親をとった写真と、ベッドの上でガールフレンドと裸で銃を手に持つラリーの写真を並べた作品。アメリカの50年代と70年代の社会的=精神的風…