2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

書籍

H.K.ルップ『現代ドイツ政治史:ドイツ連邦共和国の成立と発展』(彩流社、2002年)購入。高かったー。クソ、熟読したる・笑。

姜尚中&テッサ・モーリス=スズキ トーク&サイン会@丸善本店

なんかトーク会づいてる。予定していた読書会が折りよく中止になったので、じゃーいきますかということで、そそくさとオフィスを抜けて丸善へ。整理券も本も家に置いてきてしまったが、その旨を電話で伝えると店員さんは整理券を用意しておくといってくれた…

大学

finalvent氏のとこより。 大学というのはその存立の使命というものがある。それを卒業生に伝え、社会を改革する戦士とすること。 ん、ちょっと身の引き締まる思い。でも今後大学がよくなっていく可能性はあるんだろうか。

ティルマンス・インタヴュー

DAZED PEAPLE。simplifeさん経由で。 子供の時に水泳習ったでしょ。練習してある程度上手くなって、そうだな15分くらい足を付かないで泳げるようになると、『フライシュヴィマー』かな。まだ上に2つくらいテストがあるんだけど、この言葉には子供に欲しいっ…

写真

もっかい写真のことにもどる。前に、警備のバイトをしているとき、狭い部屋のベッドで眠りにつく前にスタジオボイス誌をパラパラ見ていて、ある写真にとても心を揺さぶられた。そとにき、写真は<救済>ということと関係がある、と強くおもった。こんどその…

セカール展最終日@TOM

その後渋谷に出てTOMに顔を出す。柚木沙弥郎氏がいらっしゃってた。館長とひさしぶりにお話をする。彼女のバイタリティにはほんとに感服だ。

ゲストトーク@ヴォルフガング・ティルマンス展

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いやーおもしろかった!松井みどりvs都築響一の対決は、オペラシティの公開トーク史上、いや美術鼎談史上もっとも見応えのあったプロレスのひとつとして、伝説として語り継がれていくんじゃなかろーか・笑。 松井さんは、会場入りしたときはおずおずした眼鏡…

雑感

後藤繁雄の『くろい読書の手帖』に浅田彰との対談があったので立ち読みした。「ネットはすぐにレスポンスがあるからわーっともりあがるけど、1年もたてば忘れてしまって、あれはいったいなんだったのってことになる。やっぱり孤独になるという覚悟がないと…

SHOPPING

新宿にもどって、ビームスのぞいてから三越のジュンク堂に。ヤバイ!丸善なんかよりぜんぜんいいYO!ドイツ史の棚なんてどこよりも充実してる。閉店まぎわだったのですぐ追い出され、残念。あらためて探検にこよう。 その後<物欲タワー>フラッグスへ。シッ…

ヴォルフガング・ティルマンス展@東京オペラシティアートギャラリー

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よかった!「ティルマンスは『i-D』なんかでクラブ・シーンを撮ってきただけに、いかにもおシャレって感じだけど、動物的なまでにぶっこわれたラリー・クラークのアメリカ的世界と比べると、所詮はヨーロッパのスノッブって感じだな」なんて浅田彰がいって…

閉店10分前の丸善でドイツ語の棚を物色。前からほしかった上級用のコアな文法書を発見して購入。E.ヘンチェル&H.ヴァイト『ハンドブック:現代ドイツ文法の解説』(同学社、1994)。ラテン語・ギリシア語のとこから押さえてあるので、格や態などの説明がむ…

今日はとにかくキャンパスの紅葉と陽射しが美しくて感動した。大学には長くいるが、今日ほど人や光や色や空気や、さまざまな要素が調和した光景はみたことないような。なんか胸がきゅんとなった・笑。

Staffan Wessman"Debut"(N=REC, 2004)を聴く。けっこう前に買ってたはずなんだけど、CDの山に積んでたら忘れてしまって、今日発見して驚いた。で、聴いてみてさらに驚いた。イイ!Ovalの"Dok"と音触が似た感じの、静かで、繊細なアンビエントだ。ウームこん…

俺仕込!!

港区某カフェ・バー?にて同僚とランチ中に発見、爆笑。増田ジゴロウの「ビール・俺仕込み」! 店の人に聞いたら、お客さんがつくってもってきてくれたみたい。映り悪いけど、「俺」の右隣のラベルはジゴロウです。番組におくったろーかなー・笑

エレクトロニカについての覚書

朝、高木正勝「opus pia」をきいてたら、2年ほど前同じく高木君の「Journal For People」の発売が決定したときデイジーワールドの掲示板に書きこんだ文章をふと思い出したので、再録してみます。読み返すとかなり恥ずかしいんだけれども。 * * * 最近の怒涛…

memo

ピンチョンがまたもやシンプソンズに声優出演!…ってシノプシス読んでもどこにピンチョン登場するのかわからんな。ちなみに前回出演の映像はコレ。

relaxがsakusakuの取材だって!?なーんかむかつく・笑

どちらかといえばデモクラシーよりリベラリズムのほうに関心がある最近だけど、こないだ丸善で買った姜尚中&テッサ・モーリス=スズキ『デモクラシーの冒険』(集英社新書、2004)を、風邪ひきはじめでボーっとした頭でパラパラめくってみる。まだちゃんと…

ワタリウム美術館でラリー・クラーク「パンク・ピカソ展」をみる。印象に残ったのは、ディズニーランドでラリーの両親をとった写真と、ベッドの上でガールフレンドと裸で銃を手に持つラリーの写真を並べた作品。アメリカの50年代と70年代の社会的=精神的風…

そしてピンチョン。 「たぶんあんたは見つけだすわ。あの人たちの爆撃された街の中とか、あの河とか森の近くとか、雨の日とかにね。きっとそうなるわ。ヒムラー遊戯室のことだって、あんたは忘れないはず……記憶があんたのために踊り出してくれるわ。たとえあ…

忘却について。 「私たちは忘却してしまったものを、完全なかたちで取り戻すことはけっしてできない。それはおそらく良いことなのだろう。もし取り戻すことができたなら、その衝撃は非常に破壊的なものとなり、その瞬間私たちは憧憬というものを理解すること…

おとといのエントリを見てふと思い出したのだが、ベルリンの観光バスの日本語音声ガイドで、プロイセンのことをずっとプロセイン、プロセインといっていた。似非くさい健康食品のようだ。

数日前からハーバーマスを検索キーワードにここに寄った方が何人かいらっしゃって、特に気にもとめずにいたのだけど、そうですか、京都賞授賞式があったんですね。今日何日か遅れで向こうの新聞に目を通しててようやく知りました。はずかし。 講演の様子はno…

ヘルマン・ヘラー『ドイツ現代政治思想史』の続き。 「東プロイセンで始まった[シュタインとハルデンベルクの自由主義的]改革事業が成果を収めたさらなる理由は、ケーニヒスベルクの賢者の精神で訓育され、東プロイセンの故郷の大学でアダム・スミスの著作を…

カエラちゃんがYAHOOニュースに登場しちったな。映画出演か。いつまでもローテンションの彼女でいてもらいたいもんです。

きのうの夜中、TVをつけたらデニス・ホッパーの短いドキュメンタリーみたいのをやってた。ムカついた。「イージーライダー」とその後の干された時代について、反省してますみたいな表情で(そうは言ってないけど)語るホッパー。今はカントリークラブ通いを…

遅いランチのあと、ラフォーレ・ミュージアムのあたりをぶらぶら歩く。散歩はいいな。記憶が攪拌されて、知覚が広がり、ほんのすこし歩いただけでずいぶんな旅をしたような感覚がある。意識の下部構造がゆっくりもみほぐされるような感覚。ある種の調和の感…

まったく関係ないが

きのうから岡崎京子の『東京ガールズブラボー』をひさびさに読み返してる。「pink」も「リバーズ…」もいいけど、やっぱガールズブラボーが一番すきだなあ。「ジオラマボーイ・パノラマガール」なんかも好きだけど。 「人を好きになるのってスゲエおそろしい…

っと、またずいぶん間があいてしまった。日々が飛ぶようにすぎてく。なのに休みは寝てばっかりだ。 先日図書館で発見したヘルマン・ヘラー『ドイツ現代思想史』(御茶ノ水書房、1981)はかなりの良書ぽい。原書は1926年だが、内容はまったく古くない。パラパ…