ひさびさに飲みすぎて気分悪…。オエ
今日の白鯨。「真夜中のころ、その焼肉は料理され、抹香油をとぼす二つの灯のかげに、すっくと立ち、絞盤を食卓と見立てて、その抹香の馳走に向かうのだった。いや、その夜鯨肉の饗宴をほしいままにしたのはスタッブだけではなかった。彼が肉をかむ音に合わせて、何千という鮫どもが、ぶつぶつと口を鳴らしながら、死んだ巨鯨のまわりに群がり、その脂肉に舌鼓をうった。船底の寝棚に眠っていた少数のものは、その心臓から幾インチとへだてぬところで、鮫どもが鋭く船側を尾で打つ音に、いくどか目ざめた」。その音はどんな音だったか。ビルの守衛をしていたときベッドの足元の鉄扉ごしにとどくさまざまな音に眠りから覚めたものだったが。