「ミュンヘン」感想③:言語について

tweakk2006-02-09

だらだらとした感想の続き第3夜。
この映画、耳を鋭くさせる。多言語が飛び交うからだろうが、英語もどうも普通でない。言語感覚がガーっと覚醒していく。観終わったあとしばらく英語モードになって戻らなかった。本気で頭きたり嬉しいことがあったりすると、ヘタクソな外国語でもちゃんと言いたいことを言えちゃったりするけど、そういうプリミティブなレベルの言語感覚が刺激される。紛争状況でのコミュニケーションだからだろうか?こういう演出ができる監督はやはり素晴らしい。脚本があればじっくり読んで研究してみたいものだけど。はてなの感想をざっとみてまわったけど、言語について書いてたのはこちらこちらくらい。
あと食事のシーンなどもよかったな。料理のシーンも多くて嬉しい。官能的だ。まだ見てない方は、五感をフルに駆使して堪能してください。