ヴォルフガング・ティルマンス展@東京オペラシティアートギャラリー

tweakk2004-11-27

よかった!「ティルマンスは『i-D』なんかでクラブ・シーンを撮ってきただけに、いかにもおシャレって感じだけど、動物的なまでにぶっこわれたラリー・クラークアメリカ的世界と比べると、所詮はヨーロッパのスノッブって感じだな」なんて浅田彰いってたので、あまり期待しないでいったのがよかった。点数も多いし会場も広かったしコンコルドもあったし満足。一番印象にのこったのは、"Teufelsee"と題された小さな2枚の写真。なんかまるで中世の絵のようだった。ティルマンスは窓がすきなんだな。それもほどよく埃で汚れた。ぼくも好きだ。吉祥寺のJohn Henrry's Studyの窓とか。で、明日のゲストトーク松井みどりが来ることが判明。う…どうしよう。松井さんの話聞きたい…。帰りがけにショップで後藤繁雄『写真という名の幸福な仕事』(アートビートパブリッシャーズ、2003)を買ったあと、アンナミラーズで夕食。チーズケーキおいしかった。