紀元4世紀、属州北アフリカのビジョナリー
ドキリとする文章だ。ピューリタニズム?プラトン?
なるほど。キリスト教はここで決定的な曲がり角を曲がったという気がする。パウロからはどれくらい離れたのか?<神の国>論の現世軽視的な態度は、この世界を良しとする旧約の創造信仰とどう両立するのか?マニ教や新プラトン主義の色が明らかに濃いのに、後のカトリック思想の屋台骨になったのはなぜか?歴史哲学としての神学…彼にとって現代史とはなんだったか?
読んでいるのは創元社の『図説:世界の歴史』第3巻。このシリーズ、すっかり気に入ったのでコツコツ買い集めることにする。創元社ってほんと好き。11歳のころから好き。
- 作者: J.M.ロバーツ,J.M. Roberts,東真理子
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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