ピンチョン・ドキュメンタリー

 amazon.deから、2001年ドイツ・スイス共同制作のピンチョンについてのドキュメンタリー映画"Thomas Pynchon- A Journey into the mind of [p.]"のDVDがとどく。

(←はやくなおれ〜!)
 まだ見てないけど、ピンチョンのバイオグラフィーについてのドキュメンタリーで、彼と関わりのある人たちが登場する。らしい。前にちょっと書いた、2001年ケルンで開かれた国際ピンチョン・シンポジウムで封切られたはず。
 英語で、ドイツ語字幕付き。90分。音楽はTHE RESIDENTS。監督はスイス生まれのFoscound DubiniとDonatello Dubini(夫婦か?前者が1954年、後者が1955年生まれ。二人ともケルン大学の演劇・映画・TV学科卒)。製作はおそらく二人のプロダクション会社であろうDubini Filmproduktion Köln。公共放送のZDFやArteの支援も受けている(2002年8月31日にArteでテレビ放映もしてる)。
 関連資料はこちら(ドイツ語)。

(追記)今ちょっと見た。冒頭『重力の虹』の朗読。地下鉄のトンネルを高速で走る映像が流れる。溶暗して、第1章”パラノイア”。TVの白黒画面で科学者らしき人物がパラノイアについての解説を始める。背景でケネディカストロのニュース映像が重なり…と、ここであわてて切った。やばい!かなり良さげ!今度じっくり見る!