数日前からハーバーマスを検索キーワードにここに寄った方が何人かいらっしゃって、特に気にもとめずにいたのだけど、そうですか、京都賞授賞式があったんですね。今日何日か遅れで向こうの新聞に目を通しててようやく知りました。はずかし。
講演の様子はnoctiferさんのとこがくわしくておもしろかった。創造的な仕事には持続性が大事、はぼくの弱点。肝に銘じなくては。講演は遠からず本になるかな。
にしてもWeltの記事はちょっと鼻についた。「日本は第一級の思想家と学者はたくさんいるが、哲学者は哲学の分野はスカスカである」「現に講談社の百科事典にはフィリピン人Philippinenと写真Photographieのあいだに、哲学Philosophieの項目はないのである」(ほんとかよ)とか「公共討議の理論の哲学者に賞を授与するのが、密室で物事決めるのが好きな日本だというのは、なかなか興味深い」とか。うるせーよ。ま、あたってるか。
※11/20一部修正しました