祝・神奈川の歌完結(なのか?)!

 歌いはじめてちょうど1年らしい。そういやファミコンのBGMに引かれてぼくが見始めたのもほぼ1年前。それ以来ほぼかかさず見てるなあ。
 なんか、ホリエモンを例に出すまでもなく、ほんとは地域密着なマスメディアであるはずのラジオ局もシナジーシナジーで吸収合併で経営合理化して、帰国っぽいかんじのDJが広告の合間に洋邦楽トップチャートをヘビロテでかけまくるだけの退屈でスカスカな番組ばっかりになるなか、サクサクはあっぱれなまでの低予算・小人数・貧弱設備という条件下で、知恵とアイディアとユーモアを武器に、老若男女問わず笑って楽しくみてしまうこーんな番組をつくって(しかもテレビで!)成功してしまった。しかも週5ちゃんと継続してる。木曜はほぼ全国ネット放送のようだ。すごい。
 ぼくにとって大きな発見は、ローカルに居をおいた放送はこんなにおもしろくなるんだということ。とくに「みんなでうたおう」のコーナーはほんとにおもしろかった。地域生活・文化に資する放送メディアであるべしとされた民放の原点というか本質というか(それに比べてNHKの地域局はいったいなにをやってるんだ?地デジになれば、こんなふうに楽しくクリエイティブなコミュニティ・サービスがもっともっと大事になるというのに)。たぶんこれから車や電車で神奈川県を通るたびに、ジゴロウカエラちゃんが歌ったいろんな市の歌を思い出すとおもう。住んだこともないのに。これってすごいことだ。県庁や市役所の広報担当や郷土史課がどんながんばってもこんなことできない。電通が絡んだとしてもムリ・笑。「よくやった、俺!」てジゴロウ最後自我自賛してたけど、いや、ほんとそうだよ。よくやりました。