2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

カエラ最終日

いやほんと好きだったんだなあ。なんというか、若さが、自分の可能性にきづいて、お腹をグーグーいわせながら、どんどん成長していける予感にキラキラしてるかんじがね。わかったふりとかぜったいしないんだぜ。じぶんの胸にぽかんと落ちてきたことだけを大…

今日の桜はほんとうにすごかった。息が止まった。枝の先までみっしりと花をつけてかかえこむようにしてつめたい風にゆれていた。人も、自分では気づかないままに、こんなふうに咲くことがあるんだろう。過ぎてから、ああ美しいなとおもうんだろう。

『白鯨Moby Dick』

1956年/アメリカ/カラー/製作・監督・脚本ジョン・ヒューストン/主演グレゴリー・ペック きのうNHK-BS2で放映。途中1時間だけ見る。ナンタケットの村の映像を見たかったのに見逃して残念。鯨解体の様子が興味深い。脂を切り身にして釜に放りこんでいた。男…

SP盤愛好会

3/26放送分。まってましたん♪ こういうのこそデイジーワールド。「ステレオはいらない。音は左右ではなく、奥行きなんです」。 01:35 HOAGY CARMICHAEL & ORCHESTRA, "HONG KONG BLUES" 01:40 THE THREE SUNS & THE SUN SPOTS, "COME ON A MY HOUSE" 01:44 T…

収録後カエラちゃんが黒幕にお礼をいおうとして涙で言葉につまっておもむろにハグして照れてワッハッハと笑う黒幕にキスしちゃう。なんてことが本当に起きたら素敵なのに。きのうのスターウォーズごっこおもしろかった。今日のはまだなのでこころして見るよ。

春の雨が降り出した。慣れないmacをいろいろいじる。iTunesの曲の継ぎ目のタイミングが気持ちよい。

帰りに寄った渋谷のFrying Booksでお買い物。¥13,000の出費。ひー。

『エミーリア・ガロッティ』

彩の国さいたま芸術劇場にて。原作G.E.レッシング(1772)/演出ミヒャエル・タールハイマー/初演2001@Deutsches Theater Berlin ドイツ年2005/2006の締めくくり鑑賞。1,000円でよい席で見れた♪ 開演直後。照明が完全に落ちたとおもった瞬間、激しい擦過音…

ああきたか。それほどショックはない。ないよ。ないってば。 …でもなにこのじわじわくる喪失感。 エーーン。・゚・(ノД`)・゚・。 つかほんとに毎日の元気のミナモトだったのだ。

ゲスト佐藤博氏。高校生ラップかこいい。 01:38 HIROSHI SATO, "BAD JUNKY BLUES" 01:44 HIROSHI SATO, "AMAZING 2 -MEISHIN-" 01:53 HIROSHI SATO, "NEW HORIZONS" 01:55 HIROSHI SATO, "IT ISN'T EASY"

「花森安治と『暮らしの手帳』展」@世田谷美術館をみにいく。花森さん、アジテーションの才能すごい。左翼と間違われるのもわかる。生活原理主義というかなんというか。イラストとデザインはセンスとユーモアたっぷりで、そうそうだれかと似てるとおもった…

「宇宙へ:Space Race〜冷戦と二人の天才」

きのうNHK総合にて。制作BBC(2005年)。 冒頭から、1944年9月8日、ベルギーの森を行くV2ロケット部隊の映像である。超釘付け。V2攻撃で瓦礫となったロンドンの一画、担架で運び出される人、軍用車に乗ってV2の跡を追うアメリカ軍少佐(ロバート・ステイバーと…

ちょっと停滞感がある。仕事をしよう。

『白バラの祈り:ゾフィー・ショル、最後の日々』

2005年/ドイツ/121分/Dolby SRD/アメリカン・ヴィスタ んー。今この映画を撮ることにどんな意味があったのか。とにかく演出が凡庸なのにおどろく。ひたすら時系列順に話が進む。場所の移動もない。ウルムでの子供時代とかヒットラー・ユーゲント時代のエ…

髪を切る。宇仁田ゆみの『よにんぐらし』を読む。すこしのどがいたい。

「モローラ ―灰―」

台本・演出ヤエル・ファーバー。おとといNHK教育「芸術劇場」にて。ギリシア悲劇についてなにかイメージをつかめないかと思ってじっと観る。力強いシンプルな翻案でよかった。フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』やトニ・モリスンの『ビラヴド』、ミ…

『pola meets lyrica』(COMMUNE DISC CD2, 2005)

ここここここここここここれはひさしぶりにキタ!脳みそにゾワワワワと興奮が走る。この音。深海ニ潜航セヨ。「萌エレクトロニカ」とかへんな煽りいらんですよ。processed by pola/lyricaとあってこれはもーOVALでしょう。9曲目のclick/glitch音を聞けば歴然…

王 秘蹟 奇跡

要するに、王を<双生の人格personae geminatae>として捉えるノルマンの著者の国王観は存在論的なものであり、また、祭壇で執り行われる秘蹟的・典礼的な行為から発出するものとして、それは典礼的なものであった。(…)この[典礼的な王権の]哲学は、来るべ…

たっぷり温泉はいってきたのに妙に肩がこっている。眉間にも疲れの症状を感じる。へんだなあ。

コニー・スティーブンスの“Hit the Road to Dreamland”がかからなくてがっかり。 01:32 SOMETHING NEW, "YUKIHIRO TAKAHASHI" 01:38 EASY (IN C MIX), "HANNE HUKKELBERG (REMIXED BY SUTEKH)" 01:43 GOD BLESS THIS MESS,THIS TEST WE PASS, "SLICKER (HARU…

情熱大陸:辰巳芳子

正座して見た。なんとモダンな精神の持ち主だろうか。作法とはこんなにも合理的で、そして丁寧なもの。「本質に即することが丁寧のはじまりなのです」。

前川國男建築展@東京ステーションギャラリー

最終日にすべりこむ。聞けば東京ステーションギャラリーも明日から2011年まで休館だという。迷ったけどいっておいてよかった。 こないだ書いた1996年秋のル・コルビュジェ展を見たときの新鮮なきもちを強く思いだした。コルビュジェや前川の、明るい開放的な…

ゲーテ?

本屋で『GOETHE』なる雑誌を発見する。手にとって驚愕。クオリティヒクス!すがすがしいほど知性を感じさせない記事。野暮ったいレイアウト。「ゲーテみたいな人生を!」というのが雑誌のコンセプトらしいが、中学生なみのかんちがいっぷりに敬服する。

シンボル

シンボルは神学の領域に属し、神秘と典礼にかかわる。したがって共同体の生の変容が問題になる。顕現(エピファニー)と神的暴力。 [神秘的シンボルでは]語りえぬものが厳存しており、それが表現を求めると、結局はその本質の無限の力のために、あまりにも脆…

ゆでた春キャベツのきみどりいろがまぶしい。

アレゴリー

アレゴリー的直観の場にある形象は、断片、謎文字(ルーネ)なのである。形象のシンボル的な美は、神学の光があたると胡散霧消してしまう。総体性の偽りの仮象(かがやき)も消えさる。というのも、形相(エイドス)が消え、模像が滅び、そのなかの宇宙が干…